※この記事は過去の事例をもとに、情報を現在の状況に合わせて加筆・リライトしたものです。
今回はBUFFALO製NAS(ネットワーク接続ストレージ)TeraStationの本体修理事例をご紹介します。データ復旧はすでに完了済みで、今回は本体ハードウェアの修理です。

TeraStation修理の様子
目次
目次
- TeraStationとは:法人・SOHO向けNASの定番
- TeraStationで起こりやすい故障と症状
- 今回の修理内容
- データ復旧済みの状態から本体修理へ
- NASのHDD交換・容量アップについて
- TeraStation障害時の対応フロー
TeraStationとは:法人・SOHO向けNASの定番
TeraStationはBUFFALO製の法人・SOHO向けNAS製品です。複数のHDDを搭載し、RAIDによるデータ保護と大容量共有ストレージを実現します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | BUFFALO(バッファロー) |
| 主なモデル | TS-WX・TS-RX・TS-QXシリーズなど |
| HDD搭載数 | 2〜8台(機種による) |
| 対応RAID | RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10など |
| 主な用途 | 社内ファイルサーバー、バックアップ先、リモートアクセス |
TeraStationで起こりやすい故障と症状
- HDDの故障:搭載HDDの物理障害・不良セクタ
- ファームウェアの破損:電源断・停電による書き込み途中での破損
- ファン故障による過熱:冷却ファン停止でHDDが過熱・故障
- 電源ユニット故障:起動しない・途中でシャットダウンする
- RAID崩壊:複数HDDの同時障害によりアレイが再構築不能に
今回の修理内容
すでにデータ復旧が完了した状態での本体修理依頼でした。ハードウェア部品の交換・動作確認を実施し、正常稼働を確認して納品しました。
データ復旧済みの状態から本体修理へ
「まず何よりもデータを取り出したい」という緊急性がある場合、本体修理より先にデータ取り出しを優先するのが正解です。テラステーションのデータ復旧手順:
- 障害の状態確認(HDDを1台ずつ単体テスト)
- 各HDDのディスクイメージ取得
- RAIDパラメータ解析・仮想アレイ再構成
- ファイルシステム解析・データ抽出
- 復旧データの検証・納品
NASのHDD交換・容量アップ
- RAID 1構成(2台):1台ずつ交換し、リビルド完了後に次の1台を交換
- RAID 5構成(4台):同様に1台ずつ順番に交換・リビルド
- 注意:リビルド中は残りのHDDに高負荷がかかるため、必ず事前にバックアップを取ること
TeraStation障害時の対応フロー
- エラーコードを確認する
- それ以上の操作をしない(悪化防止)
- HDDを自己判断で抜き差ししない(RAID情報破壊のリスク)
- データが必要な場合は本体修理より先にデータ復旧を優先する
- 専門業者に診断を依頼する
